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これを知ってれば老後の一人暮らしは寂しくない!原因と対策を国家資格を持つプロが解説

このような悩みを解決します
  • 老後の一人暮らしって本当に寂しいの?
  • 老後の一人暮らしが寂しくなくなる方法が知りたい
  • 老後に寂しいと感じることはいけないのか?
この記事から得られること
  • 老後のの一人暮らしが寂しいと感じる原因がわかる
  • 寂しいと感じた時の対策が分かる
  • 老後の一人暮らしに不安を感じなくなる

人生の締めくくりである老後ですが、「終わり良ければすべて良し」という言葉があるように、人生においてとても重要な時期だと私は考えています。

どのような老後を送るか考えたときに、一人で暮らすのか、もしくは家族や友達と同居をするのかという選択があると思います。

「同居は気を遣うから一人暮らしをして好きに過ごしたい」と思ってはいるものの「一人暮らしは寂しくなったりしないかな」と不安になる方も多いです。

私は理学療法士とし、訪問リハビリの仕事をしていて毎月100件以上のお宅に訪問しています。

そこで一人暮らしの高齢者の相談に乗り、不安なくその人らしい生活を送れるように支援している実績があります。

そんな老後の生活に詳しい在宅支援のプロが、本当に老後は寂しいのかということや、寂しく感じないようにするにはどうしたらいいのかなどを解説していきます。

この記事を読むことで、老後の一人暮らしが寂しくなくなりますし、今抱えている不安もなくなるので、今とこれからが前向きに楽しく過ごせます。

それでは解説していきますね!

そもそも老後の一人暮らしは寂しいのか?

老後の一人暮らしは寂しいのか分からない

結論は「寂しいかはその人による」というのが、たくさんの高齢者をみてきた私の考えです。

それは、「一人でいることに心地よさを感じる人」と「人との関りに心地よさを感じる人」とでは生活スタイルが異なるからです。

つまり一人で暮らすことには、メリットとデメリットがあり、どちらが自分にとって重要ととらえるかで、「快適」と思うか「寂しい」と思うかに違いがでます。

これから老後に一人暮らしをすることにより

  • なぜ寂しいと感じることがあるのか
  • メリット&デメリット

を解説していきます。

あなたにとってどちらが重要なのか読みながら考えてみてください。

世間一般的にどうかではなくあなたがどう感じるかが重要です。

最後に対策もお伝えしますので参考にしてください。

【寂しくない派】老後に一人暮らしをするメリット

老後の一人暮らしは寂しくない派

老後に一人暮らしをするメリットは主に以下の4つがあります。

  1. 自分自身のペースで生活できる
  2. 自己成長と独立を促進する
  3. 心身の健康に配慮できる
  4. 趣味や興味を追求する時間が増える

老後に一人暮らしをすることには、自立と自由を追求するメリットが数多くあり、自己発見や新たな人生にするための素晴らしい選択肢になります。

一つずつを詳しく解説していきますね。

①自分自身のペースで生活できる

一人暮らしを選ぶことで、自分自身のペースで生活することができます。

誰にも気兼ねすることなく、自分の好きな時間に起きたり、食事をしたり、趣味に没頭したりすることができます。

他の人に合わせる必要がないため、自分の時間を思い切り楽しむことができます。

堕落した生活をしようと思えばできますし、ストイックな生活をしようと思えばできます。

いつでも好きなように過ごせて誰にも文句を言われなくて済むことはとても大きなメリットになるのではないでしょうか。

②自己成長と独立を促進する

一人暮らしは、自己成長と独立心を促進する絶好のチャンスです。

家事や買い物、家計の管理など、日常生活の様々な面で自己管理をしなければいけません。

これらの責任を自らが果たすことで、自分に自信が持てるようになったり、スキルの向上を実感することができます。

また、新たな環境や人々との交流を通じて、人間関係のスキルも向上させることができます。

家族がいると、つい家族に頼ってしまったりしますよね。

ですが、頼りすぎるといざというときに生活の自己管理ができず困ってしまうということがあります。

いろいろな経験を通して、楽しい発見や成長があることでしょう。

③心身の健康に配慮できる

一人暮らしの環境では、自分の健康状態に配慮しやすくなります。

食事や運動のスケジュールを自分で決めることができ、健康的な生活習慣を築くことができます。

また、気を遣う相手がいないので、静かな環境でリラックスする時間を確保することもできます。

自分のペースで適度に休息を取りながら、心と体のバランスを保つことができるのもメリットの一つですね。

しかし、好きに配慮できる反面、配慮しないと心身ともに不健康になってしまい、デメリットになる可能性があるので注意しましょう。

④趣味や興味を追求する時間が増える

一人暮らしをすることで、趣味や興味にあてる時間を増やすことができます。

他の人のスケジュールに合わせる必要がないため、自分の関心があることに没頭する時間を思い切りつくることができます。

趣味を通じて、新たな才能をみつけたり、人生に充実感をもたらすことができるでしょう。

「誰にも邪魔されず、やりたいことをひたすらやりたい」という人は一人暮らしに向いているかもしれませんね。

【寂しい派】老後に一人暮らしをするデメリット

老後の一人暮らしが寂しい派

ここまで解説してきたように老後に一人暮らしをすることは、自立感やプライバシーの確保など、魅力的な側面もあります。

しかし、一人で生活することにはいくつかのデメリットがあります。

デメリットは主に下記の4つです。

  1. 孤独感と孤立
  2. 日常生活の困難さ
  3. 安全面のリスク
  4. 経済的な負担
  5. 心理的なストレス

精神的なものから安全面、経済面といろいろなデメリットがありますね。

それぞれ解説していきます。

①孤独感と孤立

一人暮らしは、自由な時間やプライバシーを確保できる一方で、孤独感や孤立感を感じることがあります。

これが主に寂しさを感じる原因になります。

特に高齢になると、友達や家族との交流が制限されることが多くなります。

友達の場合、高齢になるとどうしてもお互いに体調を崩す頻度が増えたり、外出して交流しようとする気力が減ってきてしまうため、若いときより交流が減ってきます。

家族の場合でも、子どもが自立し、家庭を持ったり、妻や夫が趣味などで外出してしまうと交流機会が減ってしまったりします。

人間関係や社会的なつながりが希薄になると、心身の健康に影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

②日常生活の困難さ

老後になると、体の面での制約や健康問題が増えることが一般的です。

高齢者の一人暮らしの場合、日常生活のさまざまな面で支援やサポートが必要になる場合があります。

例えば、重い買い物や家事、健康管理といったことが、自身で対応することが難しくなってきます。

そのような状況になる前に、サポートを受ける仕組みを整えておくことが重要です。

③安全面のリスク

高齢になると、転倒やケガのリスクが増えます。

それと同時に一人暮らしでは、緊急時に素早く柔軟な対応をすることが難しい場合があります。

例えば、転倒した際に救急サービスを呼ぶことができなかったり、病気の発作時に素早く適切に対処することが困難になる可能性があります。

また、緊急時の孤立感や不安も考慮しなければなりません。

④経済的な負担

一人暮らしは、経済的な負担が大きくなる可能性があります。

住居費や最近家計を圧迫してきている光熱費、食費や医療費など、生活に必要な費用を一人で負担しなければなりません。

また、突然の出費や医療費の増加などに対応するためには、十分な経済的な準備が必要です。

経済的な不安は幸福度に大きな関わりがあるといわれています。

はやめからの対策をしておきたいですね。

⑤心理的なストレス

一人暮らしは、自由度が高い反面、ストレスを発散したり共有する相手がいないため、ストレスを抱えやすい環境でもあります。

心配ごとや不安、心細さが増えることで、心理的な負担を感じる場合があります。

また、認知症やうつ病などの精神的な健康問題が発生した場合、自分で気がつくことができないことが多く、早期の対応が困難になることもあるので注意が必要です。

老後に一人暮らしをしたい!寂しくならないためにはどうすればいいか

老後に寂しく感じず一人暮らしをするためには

「老後に一人暮らしをしたい!でも寂しくなりそうで少し不安」という人もいるでしょう。

「どうにか対策して寂しくならずに一人暮らしができたらなぁ」と考えますよね。

しっかり対策すれば寂しい思いもせず、老後に一人暮らしができます。

どのような対策をすればいいか解説します。

孤独感と孤立への対策

孤独感と孤立への対策は下記のようなものがあります。

  • 地域のコミュニティやクラブに参加し、新たなつながりを作る
  • 定期的な連絡や訪問を家族や友人と維持し、つながりを深める
  • インターネットを活用してオンラインコミュニティに参加し、共通の趣味や関心を持つ人々と交流する

誰でもいいからつながりを持つということはオススメしません。

それでは逆にストレスになってしまいます。

自分のやりたいことや交流したいと思う人と素直に交流しましょう。

もっと詳しく知りたい人は下記の記事がオススメです。

【シニア向け】老後に友達がいなくて困らないためにすべきこと6選

コミュニケーション能力に不安がある人への対策も紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください。

日常生活の困難さへの対策

地域の福祉施設やサポートネットワークを活用して、買い物代行や家事サービス、健康管理の支援を受けましょう。

定期的な医療チェックアップを受け、健康管理を徹底しましょう。

この中でも家事代行サービスはオススメです。

大変なところだけを手伝ってもらえますし、介護保険サービスで利用できるヘルパーのようにやってもらえることの制限があまりありません。

短時間から利用でき、経済的な負担も少ないので、若い人でも利用しています。

本当に困ってから利用し始めると慣れるまでに時間がかかるので、はやめから利用して生活習慣の一部にしておきましょう。

実は私も利用していて、家事をお願いしている時間に家族と幸せな時間を過ごせています。

オススメの家事代行サービスです。

とても親切で作業も丁寧と評判がいいですよ!

安全面のリスクへの対策

緊急時の対応策を事前に整え、近隣の友人や家族に連絡する体制を作りましょう。

また、転倒予防のために室内の障害物を整理し、安全対策をおこなうのも有効です。

経済的な負担への対策

老後に向けた財政計画を立て、将来の生活費や医療費を見込んで貯蓄や投資を行いましょう。

公的な支援制度や年金などの給付金を活用することも検討することもオススメします。

詳細は下記の記事で紹介していますので参考にしてください。

老後が不安で仕方がない人必読‼︎今すぐに始める3つのコト

心理的なストレス

同年代の友達と悩みを共有したり、状況によっては専門家に心理的なサポートをお願いしてみましょう。

健康的な生活習慣を保つことも重要で、心理的な健康をサポートしてくれます。

まとめ

この記事のまとめ

この記事では、

  • 老後の一人暮らしは寂しいのか
  • 寂しく感じる原因
  • 一人暮らしのメリット&デメリット
  • デメリットへの対策

を解説しました。

結論としては、「老後に一人暮らしをすることで寂しさを感じるかは、人それぞれで個人差がある」ということです。

老後にやりたいことが明確にあって夢中になれることがあるなら、きっと寂しさは感じないでしょうし、むしろ誰かと暮らすことに多くのデメリットを感じることでしょう。

逆に老後にやることがなかったり、説明したデメリットに共感し不安に思うようであれば、対策をして不安を取り除くか、誰かと暮らすことをオススメします。

「あなたの人生はあなたのもの」です。

他人がどう思うかではなく、自分がどうしたいかをよく考え、行動してあなたらしい老後を迎えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!