- 寝ると腰が痛くて寝れない
- 腰に痛みがなく寝れる方法を知りたい
- 寝るときに腰の痛みが軽くなる方法が分かる
- 寝るとなぜこ腰が痛むのか分かる
- 楽に眠れて睡眠の質が向上する
こんにちは~
末っ子二郎です!
腰痛で悩んでいる人はとても多く、全国に3000万人もいるといわれています。
いつだれが腰痛を発症してもおかしくないくらいとても起こりやすいことです。
そして、腰痛持ちの人が悩むことの一つに「寝ると腰が痛い」ということがあります。
立ったり座ったりするときの痛みは軽いけど、ベッドに横になる瞬間や姿勢が落ち着くまでに腰に強い痛みがある。
そんな経験はありませんか?
私は理学療法士というリハビリの国家資格を取得しており、毎月100件以上のお宅に訪問して、腰痛の軽減や体に負担が少ない動きの指導をしています。
そんな腰痛にくわしい私が、実際に改善させたという経験をもとに、ベッドに横になっても痛みが少なくなる方法やなぜ痛みが出るのかを解説していきます。
最後まで読んで、今後安心してベッドで休めるようにしましょう。
ベッドに寝ると腰が痛むワケ
起きているときは腰の痛みがないのに、ベッドや布団に寝ると腰が痛くなる。
一般的な腰痛は、起きているときに痛みがあって、寝るとリラックスできて腰の痛みが軽くなるというイメージがありませんか?
もちろんその腰痛の方が多くみられますが、寝ると腰痛が強くなるという人もたくさんいます。
また、痛みの原因は寝るときの姿勢によって異なります。
これから、姿勢別の原因を解説していきます。
ご自身がどの姿勢で痛みが出るのかをイメージしながら読んでみてください。
あお向け
あお向けで寝ると腰が痛む人は、股関節の前の筋肉やそのほかの組織が硬く、そり腰になりやすい状態です。
そのため、あお向けになり足をまっすぐ伸ばすと、股関節が伸ばされ骨盤が下に引っ張られてそり腰が強くなるため、腰に痛みがでてきます。
また、あお向けに寝たときにそり腰が強いと、ベッドと腰の間に隙間ができてしまい、支えがないため、腰の負担が大きく痛みが強くなります。
この腰痛が出やすい人は、そり腰になりやすい女性や肥満でおなかが出ている人、脊柱管狭窄症による神経性腰痛がある人です。
横向き
横向きで寝ると腰のくびれの部分に隙間ができてしまい、上の足の重みで骨盤が下に引っ張られるので、それを無意識に支えようとして腰の骨や関節、筋肉などに負担がかかり、痛みにつながります。
また、横向きは少し不安定な姿勢なので、体がねじれやすく、腰の負担が増えやすいです。
その他、脊柱管狭窄症という病気がある人は横向きに寝たときに上になっている方の足に痺れがでることがあるので注意しましょう。
うつ伏せ
うつ伏せは腰のそりが増強する姿勢になります。
ですので、腰をそると痛みが強くなる人は控えるようにしましょう。
腰椎椎間板ヘルニアの人は、むしろうつ伏せになることで症状が改善することもあるので、短時間から試してみてもいいでしょう。
長時間とることはすべての人にとって悪影響となるので、控えるようにしましょう。
寝ても腰が痛くならない方法
ここまで姿勢熱に痛みが出る原因を解説してきました。
では一体どのような対策をとれば痛みなく、寝たい姿勢で寝ることができるのでしょうか。
今回も姿勢別に解説していきます。
寝るときの便利グッズも紹介していきますので、参考にしてみてください。
あお向け
あお向けで寝ると腰が痛む人は、まず横向きで寝てみましょう。
横向きで軽く足を曲げて寝ることでそり腰が解消され、痛みが軽減します。
とはいっても、あお向けでしか寝付けないという人もいると思います。
その人の対策として、「膝下にクッションを入れる」という方法をオススメします。
膝を立てるくらい大きく曲げる必要はありません。
軽く膝を曲げると、股関節も一緒に軽く曲がるので、股関節の前の筋肉が緩み、そり腰が解消され、腰の痛みが楽になります。
とは言っても、具体的にどんなクッションがいいか分からない人も多いと思います。
そのため、私が実際に試した中でいろいろな人に提案し好評だったものを紹介します。
クッション選びの参考にしてください。
他にも似たような商品がありますが、足を乗せたときのクッション性や感覚、乗せている足のズレ防止などがとてもよかったです。
ぜひ試してみてください。
横向き
横向きで寝る場合、腰のウエスト部分の隙間に折りたたんだタオルを入れて隙間を埋めましょう。
タオルの厚さは10㎝程度を目安にして、自分の体にフィットするよう調整してください。
タオルのへたりが気になったり、いまいちしっくりこない人は、寝るとき用の腰のクッションをオススメします。
好評だった商品のリンクを貼っておくので参考にしてください。
腹巻のようになっているので、タオルとは違い、寝返りをしてもしっかり腰を支えてくれるのでとても便利です。
その他にも、横向き用の抱き枕も腰痛対策に効果的です。
抱き枕を使うことで、足の重みによる骨盤の引き下げを軽減してくれますし、腰のねじれも解消してくれます。
半身の重さをクッションが支えてくれるので、体の負担はかなり減ります。
抱き枕もいろいろな商品があって迷いやすいので、オススメの商品を紹介します。
参考にしてください。
かなり気持ちよく眠れるので、寝すぎには注意してくださいね。
うつ伏せ
うつ伏せで痛みが出る場合は無理にうつ伏せをとらなない方がいいです。
もしもどうしてもとらないといけない状況だったり、うつ伏せをとりたいというのであれば、クッションをおなかから胸にかけて入れることをオススメします。
そうすることで腰のそりが軽減します。
ここで注意してほしいのは、胸のところだけにクッションを入れないということです。
胸のところだけにクッションを入れてしまうと、かえって腰のそりが強くなり、腰痛を悪化させてしまう可能性があります。
しっかりおなかからクッションを入れて支えてあげるようにしましょう。
どんなクッションを選べばいいか分からない人は、私がオススメする商品を参考にしてみてください。
テレビメディアでも取り上げられたみたいで、結構人気があるそうです。
まとめ
今回は「寝ると痛むその腰痛を今すぐ楽にする方法」ということで、各姿勢で痛む理由とその対処法について解説してきました。
睡眠は心と体の健康を維持するためにとても重要なことで、それを痛みで邪魔されてしまうのはあまりいいことではありません。
しっかりと睡眠がとれないことは、腰にとっても悪影響になります。
今回解説した内容を参考にして、少しでも快適で質の高い睡眠をとれるようにしてください。
そうすることで、腰痛も治りやすくなりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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