- 腰が痛くて靴下が履けない
- すぐ靴下を履けるようになる方法が知りたい
- なぜ靴下を履くときに腰が痛むのかが分かる
- 痛みがすくなく靴下が履けるようになる
- 自分にあった靴下の履き方が分かる
こんにちは~
末っ子二郎です!
腰痛で悩んでいる人はとても多く、全国に3000万人もいるといわれています。
いつだれが腰痛を発症してもおかしくないくらいとても起こりやすいことです。
そして、腰痛持ちの人が悩むことの一つに「腰が痛くて靴下が履けない」ということがあります。
靴下を履こうとして前かがみになるが腰に痛みがでてしまい、つま先までとどかない、、、
そんな経験はありませんか?
私は理学療法士というリハビリの国家資格を取得しており、毎月100件以上のお宅に訪問して、腰痛の軽減や体に負担が少ない動きの指導をしています。
そんな腰痛にくわしい私が、実際に改善させたという経験をもとに腰痛があっても靴下が履ける方法や、腰痛を軽減させる方法を解説していきます。
最後まで読んで、今後スムーズに靴下を履けるようになりましょう。
なぜ靴下を履こうとすると腰が痛むのか
あなたはどうのような姿勢で靴下を履きますか?
立ったまま履く人もいれば、イスに座って履く人もいます。
両方の姿勢で共通していることは、腰を大きく曲げるということです。
その腰を大きく曲げるという動きで痛みが出てしまい、靴下が履けなくなってしまうのです。
靴下を履こうとするときに腰が痛むということは、以下の3つが原因である可能性が高いです。
- 椎間板ヘルニアになっている
- 腰の筋肉に負担がかかり過ぎている
- お尻の筋肉に負担がかかり過ぎている
それぞれ解説をしていきます。
①椎間板ヘルニアの可能性がある
椎間板ヘルニアの場合、腰を大きく曲げることで、腰にある骨と骨の間の椎間板というクッションが後ろに飛び出てしまい、神経を圧迫して痛みが起こります。
この場合、腰の痛みだけでなく、足の痺れなど他の部位に症状がでることが多いです。
椎間板ヘルニアの可能性があるなら、自分でどうにかしようとせず、すぐに病院を受診しましょう。
そのままにしていると、症状が悪化し、足に力が入らなくなり、歩けなくなることも少なくありません。
②腰の筋肉に負担がかかり過ぎている
腰を大きく曲げることで、体が前に倒れ過ぎないように腰の筋肉が働きます。
その動きを繰り返すことで疲労が蓄積し、炎症を起こし痛みになります。
予兆として、腰に張り感があったり、重だるさを感じる人もいます。
③お尻の筋肉に負担がかかり過ぎている
現代では、イスやベッドで生活することが主流となり、股関節を大きく曲げることが少なくなっています。
お尻の筋肉や足首が硬くて、和式トイレに座れないという人も少なくないようです。
お尻の筋肉が硬くなっていると、靴下を履こうとして大きく腰を曲げたときに、股関節を大きく曲げられないので、腰がそれをカバーしようと大きく曲がり、負担がかかってしまうため痛みが起こります。
痛みの原因は、必ず痛いところにあるとは限らないということですね。
どうすれば腰が痛くても靴下が履けるのか
腰が痛いから靴下履くのやーめた
とできればいいですが、外出するとき靴下を履かないと何かと問題がありますよね。
素足に靴やサンダルで毎回出かけられるわけではないと思います。
必ず靴下を履かなければいけないけど、腰を曲げると痛くて履けない状況になったとき、どうすればいいか、、、
私が実際に提案や指導をして履けるようになった方法をお伝えします。
方法は主に以下の4つです。
- イスを活用する
- あお向けで履く
- 横向きで履く
- 便利アイテムを活用する
それぞれ解説していきます。
①イスを活用する
靴下を履こうとしたときにイスがあるようなら実践してみましょう。
- イスに座り背もたれに寄りかかる
- 靴下を履く方の足を座面に乗のせる
- 腰を大きく曲げずに靴下を履く
イスの背もたれに寄りかかることで、腰の負担が減り、腰の痛みが軽くなり、靴下が履きやすくなります。
この方法は背もたれ付きのイスがあればできるので、外出中でも実践しやすいです。
②あお向けで履く
イスがなかったり、イスに座って靴下を履こうとしたけど、うまく履けなかったという人は、こちらの方法を試してみましょう。
- ベッドや布団にあお向けになる
- 靴下を履く方の足を胸に近くなるようにあげる
- つま先をできる限り体に近づける
- 靴下を履く
あお向けで履くことで、ベッドに腰を固定できるので、腰の負担が減ります。
また、腰を大きく曲げることもしないので、痛みが出現しづらいです。
いちいちベッドに行くのがめんどくさい
という人は朝起きたときに履いてしまうなどのひと工夫をするといいでしょう。
③横向きで履く
あお向けで足を引き寄せるときに腰の痛みが強くなる場合は、横向きになって履いてみましょう。
- 履きたい方の足を下にして横向きに寝る
- 足を胸に近づけるように曲げる
- 靴下を履く
履きたい方の足を下しするのがポイントです。
履きたい方の足を上にすると、足を常に浮かしたまま履かないといけないので、腰の筋肉に負担がかかり、痛みが増強してしまう可能性が高いです。
④便利アイテムを活用する
場所や状況に影響されずに靴下を履けるようになりたいという人は、便利アイテムを使いましょう。
どんなアイテムかというと、それは「ソックスエイド」です。
あまり聞きなれないアイデム名だと思いますが、リハビリの仕事をしている人はまず知らない人はいないというぐらいメジャーなアイテムです。
ソックスエイドに靴下をつけて足を通すだけでまったく腰を曲げずに、痛みが出ることなく靴下を履くことができます。
今回は私が実際に試して、いろいろな人に紹介したアイテムの中で好評だったものを紹介します。
こちらのアイテムは、靴下を履くだけでなく、靴下を脱いだり、靴を履くときの靴ベラにもなるので便利です。
コンパクトに収納できるので、外出時の持ち運びにも便利だと思います。
他にも、持ち手の長さ調整や角度調整もできるので、自分好みで変えられてとても便利です。
靴下を履くとき腰の痛みが減るストレッチ
急に痛みが出たときは、炎症を起こしているので安静にしているのが一番ですが、ストレッチをすることで、痛みがより軽減しやすくなります。
また、継続的にストレッチをすることで腰痛の再発予防にもなるので、痛みが落ち着いたあとも少しでもストレッチをしておくことはとても重要なことです。
今回は簡単にできるストレッチ方法を3つ紹介します。
腰のストレッチ
ストレッチ方法①
- 正座がツライときはお尻の下にタオルを入れて膝や足首の負担を減らす
- 腰の筋肉が伸びているのを感じる
ストレッチ方法②
- 伸び感が足りないときはバスタオルを丸めてお腹に抱える
- 腰から首筋までの筋肉が伸びているのを感じる
おなかのストレッチ
ストレッチ方法
- 腰を反りすぎて痛みが出ないように注意する
- カラダの前面が伸びるのを感じる
お尻のストレッチ
ストレッチ方法
まとめ
今回は「腰痛で靴下が履けないときの速攻解消ストレッチ&アイテム」について紹介してきました。
ここまで読んだあなたは、きっと腰痛があっても靴下を履くことができるようになっていると思います。
腰痛があって靴下を履けないときは以下の4つを試しましょう。
- イスを活用する
- あお向けで履く
- 横向きで履く
- 便利アイテムを活用する
腰痛を改善させるために重要なのは安静にすることですが、それ以外にストレッチも有効です。
どこを伸ばすのかというと以下の3つです。
- 腰
- おなか
- お尻
無理なくできる範囲でやってみましょう。
また、継続することで腰痛の再発予防にもなるので、痛みが落ち着いた後も続けていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!