- いきむけどスルっとでない
- どんな姿勢が力が入りやすいか分からない
- いきむと肛門が痛くなるからいきめない
- いきむときの正しい姿勢が分かる
- いきみ過ぎないで済む方法が分かる
- 楽に出せて便秘の悪循環を脱出できる
こんにちは~
末っ子二郎です!
トイレについての悩みもいろいろありますが、最も多いものは便秘です。
若い人からお年寄りまで幅広く悩まれており、本やメディアでも便秘解消方法についての情報が多く出ています。
多いからこそ、どの情報を信じていいのか分からなくなりますよね。
運動は大変だし、食事療法も継続するのは面倒だと感じる人も多いと思います。
もしトイレに座る姿勢を注意するだけでスムーズに便が出せるようになり、便秘症状が改善するとしたらどうでしょうか?
私は理学療法士というリハビリの国家資格を取得しており、毎月100件以上のお宅に訪問して、日常生活の悩みについて改善できるよう指導をしています。
そんな日常生活の動きや姿勢のプロが、改善させてきた実績をもとに解決策をお伝えしていきます。
この記事を最後まで読むと、便秘に悩む毎日から解放されてよりよい生活が送れます。
それではさっそく解説していきます。
排便は「考える人」をマネするのが正解
あなたはどんな姿勢で排便をしていますか?
背筋を伸ばしてする人もいれば、前かがみになる人もいますし、手すりにつかまったり壁に手を当てて力を入れやすくしてする人もいると思います。
いろいろなスタイルがある中で、一番理想的な姿勢は和式トイレのスタイルです。
とはいったものの、自宅のトイレが和式の人はほとんどいないですし、洋式便座の上で和式トイレで排便するような姿勢をとるのは、あまり現実的ではありません。
ではどうすればいいのか?
それは、「考える人のポーズをする」ということです。
考える人のポーズは洋式便座で排便をするときの理想的な姿勢で、肛門にも過度な負担をかけずに排便をすることができます。
具体的にどのような姿勢なのか解説していきます。
あなたがトイレで「考える人」になるための3つのポイント
考える人のポーズをとるためのポイントは以下の3つです。
- 前かがみ
- 腿(太もも)を30-35°上げる
- 肘を膝上につく
それぞれ解説していきますね。
①前かがみ
まずは上半身です。
あまり背筋を伸ばさず、軽く丸めてリラックスした姿勢で前にかがみましょう。
そうすることで肛門と直腸が一直線になりスムーズに便を出すことができます。
背筋を伸ばしたまま前にかがむと腹筋に力が入りづらく、腹圧をかけられないため、便を下に押し下げられなくなってしまします。
また、丸め過ぎても腸の位置が正常ではなくなってしまうため、便の動きを邪魔してしまいます。
なので、腹圧がかけやすく腸の位置も正常でいられる「軽く背中を丸めて前かがみ」の姿勢を意識しましょう。
②腿(太もも)を30-35°上げる
次に下半身の姿勢です。
足を30‐35°上げるという姿勢ですが、普通に上げようとするとつま先立ちになっても不十分です。
なので足台を活用してしっかりとあげましょう。
私がいろいろな人の相談を受け、アドバイスしていく中で好評だったものを紹介します。
一つ目はこちらの足台です。
トイレがそこまで狭くないのであれば、コスパがいいのでオススメです。
トイレが狭くて置き場に困る人は、折り畳み式がオススメです。
排便は1日に1回程度でも排尿は6‐8回は行きますよね。
そのたびに少し邪魔に感じるのは、快適性を損ないます。
特にトイレはリラックスできた方が集中でき、排便もスムーズになります。
そのため、邪魔に感じそうなら折り畳み式を選びましょう。
リラックス繋がりでいえば、スマホや本を持ち込むのも排便を邪魔するので気をつけましょう。
スマホは人の注意力を30%も低下させるという研究結果もあるくらいですから特に注意してください。
話がそれてしまいましたが、外出時は足台がないので、少しでも足が上がるようにつま先立ちをしましょう。
足台がないから上げないではなく、少しでも上げることを意識しましょう。
③肘を膝上につく
肘を膝上におくことで、前かがみ姿勢を保ちやすくなります。
肘をつかないと腰に負担がかかり、腰痛の原因にもなるので注意しましょう。
まとめ
今回は、トイレの座り方を正しくして便秘を解消しましょうということで解説してきました。
大事なポイントは以下の3つです。
- 前かがみ
- 腿(太もも)を30-35°上げる
- 肘を膝上につく
もちろんこの方法に追加して、普段から運動や食事療法を行うことでより便秘解消効果は高まります。
今すぐ簡単に試せるので実践して、便秘の悩みとおさらばしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!