- 腰が痛いのに湿布が貼れない
- 湿布を貼って剝がすのも大変
- 1人でも湿布が貼れる
- 湿布を剝がすのも一人でできる
- 腰痛繰り返さない方法が分かる
こんにちは~
末っ子二郎です!
腰痛で悩んでいる人はとても多く、全国に3000万人もいるといわれています。
いつだれが腰痛になってもおかしくないくらいとても起こりやすいことです。
そして、腰痛になる人の悩みの一つに「一人で腰に湿布が貼れない」ということがあります。
腰は目で見えないので場所を確認しながら湿布を貼れないですし、人によっては痛いところに手が届きづらいこともあるので、貼るのを失敗しやすいです。
ただでさえ腰が痛くてイライラしているのに、湿布を貼るのを失敗していたら余計にイライラして嫌になりますよね。
私は理学療法士というリハビリの国家資格を取得しており、毎月100件以上のお宅に訪問して、腰痛の軽減や体に負担が少ない動きの指導をしています。
そんな腰痛にくわしい私が、実際に改善させたという経験をもとに、どうすれば失敗なく腰に湿布を一人で貼れるのか、どうすれば腰痛を悪化&再発しないのか、について解説していきます。
最後まで読んで、痛みを減らして快適な生活を取り戻しましょう。
1人で腰に湿布が貼りづらい理由
1人で腰に湿布を貼れない原因はいろいろありますが、腰痛になりやすい人の特徴の一つに「体が硬い」ということがあります。
筋肉や関節の柔軟性が低いので、無理な体勢をとってしまったり、体にかかる負担を筋肉が受けきれず腰痛が出現してしまいます。
また、体が硬いと湿布を貼ろうと腰に手をまわそうとしますが、とどかないor腰や肩に痛みが出てしまうといったことになりやすいです。
他の原因として、そもそも腰はみえないので視覚を使えず貼りづらいということがあります。
人は情報を約8割も視覚から得ています。
ですので、腰に湿布を貼るときは、その視覚情報を使えず手や腕の感覚で貼らなければいけないので大変なんです。
また、老化してくると徐々に指の器用さも低下してくるので、歳をとるほど湿布が貼りづらくなります。
1人で腰に湿布を貼る方法
1人で腰に湿布が貼れなくて困っていると思いますが、決して諦めないでください。
これから一人でも湿布が貼れる方法をお伝えします。
方法は主に以下の2つです。
- 床に湿布を置いてそこに横になる
- 便利グッズを使う
それぞれ解説していきます。
湿布を床に置いて貼る方法
これは寝転がったり寝返りをするときに腰痛が起こらない人にオススメの方法になります。
- 寝転がったときに湿布が腰の位置に来るよう計算して床やベッドに湿布を置く
- 湿布の上に腰が来るように寝転がる
この方法は慣れるととても簡単にできます。
道具や時間がかからないので慣れると1分程度で貼り終わりますよ。
腰の位置が分からないときは、最初床やベッドに横になり、マスキングテープなどで印をつけると上手くいきます。一度位置を覚えれば次回からは同じところに湿布を置いて寝転がれば失敗しません。
便利グッズを使う
1人で湿布を貼るグッズですが、ひとりでペッタンコという商品がとても便利で使いやすいです。
このグッズは湿布をグッズにセットして腰に貼るだけです。
手が届かなかったり見えづらい位置にある腰にスムーズに貼ることができます。
私は訪問リハビリの仕事をしていて、日々痛みに悩んでいる一人暮らしの人を多くみていますが、湿布が上手く貼れなくて困っているという人は多いです。
その人たちにこの商品を紹介したところ好評で、複数個購入して近所に配っている人もいました。
思わず人に勧めたくなる便利グッズですね。
また、湿布を貼るときだけでなく、剥がすときも上手く剥がせず困るという人もいます。
そんな人には軟膏ぬりちゃんという便利グッズがオススメです。
もともとは腰や背中など手の届かないところに軟膏を塗るために開発された商品ですが、軟膏を塗る面の裏側に突起物がついていて、それが湿布を剥がすのに便利です。
もちろん腰に痛み止めの軟膏を塗るのにも使えるので一石二鳥のグッズになります。
腰痛を悪化&繰り返さないためには
腰痛は再発率が高い疾患であることはとても有名で、約6割の人が再発を経験しています。
そんな6割に入らないためにはどうすればいいのでしょうか?
腰痛を悪化させたり繰り返さないために重要なことは、
- 腰に過度なストレスをあたえないこと
- 疲労が溜まらないよにすること
以上の2つです。
それぞれ具体的な方法を解説していきますね。
腰に過度なストレスをあたえないためには
腰に過度なストレスをあたえないとは具体的に説明すると、長時間座ったままでいることや重いものを持つのを避けるということです。
ですが、生活スタイルや仕事の内容によっては、避けることができない状況だったりしますよね。
そんなときは腰ベルトを活用しましょう。
腰ベルトは使うことで腰の関節や神経、筋肉の負担を軽減してくれて腰痛予防の効果が期待できます。
普段痛みが落ち着いているときは外し、重いものを持つときや長時間座っているときに使用することで、腰ベルトに頼り過ぎることで起こる筋力低下を防ぐことができます。
腰ベルトもいろいろな種類がありどれを選べばいいか迷いやすいので、いろいろな人に勧めて好評だったものをお伝えします。
選ぶときの参考にしてください。
疲労が溜まらないようにするためには
筋肉に疲労が溜まると、その筋肉が持つパフォーマンスが十分に発揮できなくなります。
そうなると、筋肉の損傷が起こり筋筋膜性の腰痛を発症したり、関節や神経に過度なストレスが加わり椎間板ヘルニアのような神経性腰痛を発症することがあります。
そうならないためにあなたがすべきことは、ストレッチやマッサージをすることです。
マッサージはマッサージボールを使うのがとても簡単で効果的なのでオススメです。
使い方は痛いところや筋肉に張りを感じるところにあててゴリゴリするだけです。
寝ながらマッサージしていると気持ちよくて、そのまま寝てしまったという人も結構います。
次にストレッチですが、主に下記の部位をすると効果的です。
- 背中
- 腰
- お尻
- 前太もも
- 後ろ太もも
それぞれの簡単で効果的なストレッチ方法も紹介します。
①背中のストレッチ
背中の筋肉は姿勢をキープしておくのにとても重要な筋肉で、長時間座っていたり、重いものを持ち上げるときにストレスがかかります。
ストレッチ方法
- 伸び感が足りないときはバスタオルを丸めてお腹に抱える
- 腰から首筋までの筋肉が伸びているのを感じる
②腰のストレッチ
腰の筋肉は骨盤が左右に傾くときや後ろに倒れるときに正しい位置を保持しようしてくれます。
そのため姿勢が崩れたり、不安定な姿勢をしていると持続的なストレスがかかり腰痛の原因となります。
ストレッチ方法
- お尻がイスから浮かないように注意する
- カラダの横側が伸びているのを感じる
③お尻のストレッチ
椅子やベッドでの生活をしていると股関節を大きく曲げることが少ないため、徐々にお尻の筋肉が硬くなり腰に負担がかかりやすくなります。
その状態が続くと筋肉が硬くなり、腰痛を引き起こす原因となります。
ストレッチ方法
④前太もものストレッチ
前太ももの筋肉は主に膝を伸ばすときに働く筋肉で、硬くなると骨盤を前に引っ張るため反り腰になりやすく、腰痛の原因となります。
また、この筋肉は膝にかかる衝撃を吸収する役割があるので、上手く機能しないとその衝撃が腰に来てしまうので、腰痛になりやすくなります。
ストレッチ方法
- 体が横に倒れたり、捻れたりしないように注意する
- 太ももの前が伸びるのを意識する
④後ろ太もものストレッチ
この筋肉は硬くなると骨盤を後ろに倒すように引っ張ってしまうため、腰が丸くなりやすく、腰椎椎間板ヘルニアによる神経性腰痛を引き起こしやすくなります。
ストレッチをして柔軟性を高めておくと腰痛予防になります。
ストレッチ方法
出典:自主トレばんく
まとめ
今回は「腰に湿布を一人で貼る方法」について解説してきました。
腰が痛いのに湿布が貼れないのはつらいですよね。
一人暮らしをしていて湿布を貼るためにわざわざ誰かを呼ぶのは申し訳ないので、便利グッズを使って一人で貼れるようになると楽です。
また、腰痛は6割も再発率があるので、腰ベルトを活用して腰を守り、紹介したストレッチやマッサージをして疲労を溜めないようにしていきましょう。
しっかりと対策をして快適な生活を手に入れましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!