- 腰が痛くて買い物がつらい
- 買い物カゴや荷物が持てない
- 買い物以外にでも痛みがでている
- 腰痛を予防できる
- 買い物が苦痛ではなくなる
- 腰痛なく買い物カゴや荷物が持てる
こんにちは~
末っ子二郎です!
腰痛で悩んでいる人はとても多く、全国に3000万人もいるといわれています。
いつだれが腰痛を発症してもおかしくないくらいとても起こりやすいことです。
そして、腰痛持ちの人が悩むことの一つに「腰が痛くて買い物がつらい」ということがあります。
カゴを持ったり買った荷物を持ったりすると、「ズキッ」と腰に痛みがはしる、、、
そんな経験はありませんか?
私は理学療法士というリハビリの国家資格を取得しており、毎月100件以上のお宅に訪問して、腰痛の軽減や体に負担が少ない動きの指導をしています。
そんな腰痛にくわしい私が、実際に改善させたという経験をもとに、腰痛なく買い物をする方法や腰痛を軽減&予防する方法を解説していきます。
最後まで読んで、ストレスなく買い物ができるようになりましょう。
なぜ腰痛で買い物ができなくなるのか
日々忙しく過ごしているとただでさえ買い物は面倒なのに、腰痛があるとさらに面倒になりますよね。
その痛みを解消するには、まず原因を知ってそれにあった対策をとる必要があります。
あなたが普段買い物しているときの様子をイメージしながら一緒に原因を探っていきましょう。
買い物中の腰痛が起こるタイミングは、買い物カゴや買った荷物を持ち運ぶ動きです。
あなたはどのように買い物カゴや荷物を持っていますか?
おそらく以下の3つのどれかだと思います。
- 手や肘にかけて持つ
- 両手で持つ
- カートをできるだけ活用する
それぞれが腰痛とどう関係するのか解説していきます。
①手や肘にカゴをかけて持つ
「買い物する量が少ないから」「重さが分からないとつい買いすぎてしまうから」といった理由からカートを使わず、カゴを手に持ったり肘に持ったりしますよね。
また、買ったものを同様の方法で持つこともあると思います。
この方法は体の筋肉や骨、神経にかかる負担に偏りがでて、腰痛が出現することが多いです。
カゴや荷物を持っている手と同じ方の腰が痛む場合、骨や神経が痛みの原因となっている可能性が高いです。
逆にカゴや荷物を持っている方と逆の腰が痛む場合は、カゴや荷物の重さに負けないように反対側の筋肉が働き、それがストレスとなり腰痛が引き起こされます。
②両手で持つ
両手でカゴを持つ場合、カゴや荷物がかなり重い状況だと思います。
それを両手で体の前で持つと、カゴや荷物の重さで前に倒れないよう腰の筋肉が働き、体を起こそうとします。
その状態が瞬間的に起こることで筋肉が損傷したり、神経に負担がかかったりして腰痛が起こります。
また、カゴや荷物が軽くても、持ち続けることで継続的なストレスが腰にかかり、腰痛になる可能性が高くなります。
③カートをできるだけ活用する
スーパーなど食料品を扱うところでは、ほとんどショッピングカートがあると思います。
もしあなたができるだけカートを活用しているのであれば、それが腰痛予防になっています。
買うものを選ぶときだけでなく、車や自転車に荷物をのせる直前までカートを活用し、荷物を持つ時間を極力減らしましょう。
それでも腰痛が続く場合、それは買い物で痛めたものではない可能性が高いので他の原因を探りましょう。
他の原因を知りたい人は下の記事を参考にしてください。
本当の腰痛の原因はこれ!
どうすれば腰痛なく買い物ができるのか
自分の腰痛はどの方法によるものなのかが理解できたところで、次に対策をお話します。
腰の負担が少ないカゴや荷物の持ち方は以下の3つです。
- カートを使う
- 両手で抱える
- リュックを活用する
それぞれ解説します。
カートを使う
先ほどもお伝えしたように、カートを使うことは腰痛予防になります。
できる限り物を持つ時間を減らすことで、腰の負担が軽くなります。
カートを押すときの注意点ですが、カートと体の距離が離れすぎないようにしましょう。
カートと体が離れすぎると腰に余計な力が入り、腰の負担が増えてしまいます。
少し肘が曲がる程度の距離を意識するといいでしょう。
両手で抱える
買い物をする場所にカートがないときや何らかの理由でカートを使えないor使いたくないときはカゴや荷物を手に持たなければいけません。
そんなときは、両手で持つことをお勧めします。
もちろん商品をとるときは片手になってしまいますが、移動中は両手かつできる限りお腹に近いところで持つようにしましょう。
会計が済んで購入した商品を袋に詰めたら、その荷物は持ち手を両手で持つのではなく、おなかの前で抱えるように持つと腰の負担を減らすことができます。
リュックを活用する
この方法は主に会計が済んで荷物を家まで運ぶときに有効な方法です。
荷物を手に持ったり抱えたりするより腰の負担を減らすことができ、さらに両手が空くのでバランスがとりやすく、扉を開けるなどの動きもスムーズになります。
また以下のアイテムの場合、買い物カゴにそのままかけられ、袋詰めするときの手間も省けるので一石二鳥なのでオススメです。
腰痛にならないためにはまとめ買いもNG
仕事やいろいろな用事があるとこまめに買い物に行くことができず、ついまとめ買いをしてしまうことがありますよね。
まとめ買いは荷物が多くそれを運ぶとなると当然腰の負担が増え、腰痛になる可能性を高めてしまいます。
まとめ買いをできる限りしないための対策として、コープ共済やネットスーパーの活用をオススメします。買い物にいく頻度が減りますし、お水やお米、洗剤など重いものだけでも配送してもらうだけでもかなり買い物が楽になります。
また、買い物をする時間短縮にもなるので、他の家事をする時間に余裕ができたり、空いた時間を趣味などの自分がやりたいことをする時間にあてることも可能になります。
私も活用していますが、毎週必ず必要になるものは、毎週届くようにすることも可能ですし、毎回すべて一から選ぶ必要はないので思っていたより面倒ではなかったです。
まずは資料請求をして内容を確認してみましょう。
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腰痛予防のためにできること
ここまで、買い物で腰の負担を減らし、腰痛にならない方法を解説してきました。
それ以外にあなたができることは、腰に疲労が蓄積しないようケアをするということです。
腰は起きていると重力の影響を受けるためどうしても負担がかかりやすく、買い物以外でも疲労が蓄積してしまいます。
その疲労をケアして解消しないと腰痛を繰り返すことになってしまうのです。
そうならないために今すぐできる簡単なケア方法をお伝えします。
そのケア方法はストレッチです。
主にストレッチをする場所は以下の5つです。
- 背中
- 腰
- お尻
- 前太もも
- 後ろ太もも
それぞれイラスト付きで解説します。
①背中のストレッチ
背中の筋肉は重いものを持ち上げたり、物の重さで体が前に倒れないように働きます。
ストレッチ方法
- 伸び感が足りないときはバスタオルを丸めてお腹に抱える
- 腰から首筋までの筋肉が伸びているのを意識する
②腰のストレッチ
腰の筋肉は荷物を持つときに背中の筋肉と協力して背筋を伸ばしたり、伸ばした姿勢をキープするときに働きます。
この筋肉は瞬間的な働きだけでなく、姿勢を保持するという長時間働くことも多いため、巣疲労が溜まりやすく、腰痛の原因となっていることが多いです。
ストレッチ方法
- お尻がイスから浮かないように注意する
- カラダの横側が伸びているのを感じる
③お尻のストレッチ
お尻の筋肉は股関節を伸ばすときに働く筋肉で、低いところから荷物を持ち上げるときにストレスがかかります。
買い物から帰ってきて、一度玄関に荷物を置いたり、キッチンの床に置いたりすると思いますが、そこから持ち上げるときに働き、強いストレスがかかりやすいです。
現代ではイスやベッドでの生活スタイルが主流で、股関節を大きく曲げることが少ないためお尻の筋肉が硬く、その影響で腰痛を引き起こすこともあります。
ストレッチ方法
④前太もものストレッチ
前太ももの筋肉は主に膝を伸ばすときに働く筋肉で、硬くなると骨盤を前に引っ張るため反り腰になりやすく、腰痛の原因となります。
また、この筋肉は膝にかかる衝撃を吸収する役割があるので、上手く機能しないとその衝撃が腰に来てしまうので、さらに腰痛になりやすくなります。
ストレッチ方法
- 体が横に倒れたり、捻れたりしないように注意する
- 太ももの前が伸びるのを意識する
④後ろ太もものストレッチ
この筋肉は硬くなると骨盤を後ろに倒すように引っ張ってしまうため、腰が丸くなりやすく、腰椎椎間板ヘルニアによる神経性腰痛を引き起こしやすくなります。
ストレッチをして柔軟性を高めておくと腰痛予防になります。
ストレッチ方法
出典:自主トレばんく
まとめ
今回は「腰痛なく買い物に行ける方法」について解説してきました。
今回紹介した方法はどれも実際に買い物での腰痛に悩んでいる人に指導し、腰痛を改善させた実績があるものばかりです。
とても簡単な内容ばかりなので、腰痛に悩んでいるならすぐ試してみましょう。
あなたの腰痛が軽くなって、ストレスなく過ごせることを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!