- 膝が痛くて正座ができない
- 正座ができるようになる方法が知りたい
- 今すぐ正座ができるようなグッズが知りたい
- 自分がなぜ正座ができないのかが分かる
- 正座ができるようになる方法が分かる
- 正座がしやすくなるグッズが分かる
こんにちは~
末っ子二郎です!
腰痛で悩んでいる人はとても多く、全国に1000万人以上もいるといわれています。
これは体の痛みで腰痛の次に多いといわれています。
そして、膝痛がある人の悩みの一つに「正座ができない」ということがあります。
できなくても困らないと一見思いそうですが、床上生活が長い日本人では意外と困る場面は多いです。
ちなみに私は、洗濯物をたたむときは必ず正座をして、膝の上でたたんでいます。
あなたもきっと日々の生活を振り返ると正座をする場面がきっとあるはずです。
私は理学療法士というリハビリの国家資格を取得しており、毎月100件以上のお宅に訪問して、膝痛の軽減や体に負担が少ない動きの指導をしています。
そんな膝痛にくわしい私が、実際に改善させたという経験をもとに、なぜ正座ができなくなるのか、どうすれば正座ができるようになるのか、について解説していきます。
最後まで読んで、今までと同じ生活スタイル続けられるようにしましょう。
正座ができない原因は?
原因はその人によってことなることが多いですが、原因として多いのは以下の2つです。
- 変形性膝関節症
- 欧米化した生活スタイル
では、この2つがどのように影響して正座が出来なくなるのでしょうか。
それぞれ解説していきますね。
変形性膝関節症
変形性膝関節症は、膝へのストレスが原因で関節内の軟骨がすり減り、痛みや腫れが起こる病気です。
その動かしたときの痛みや腫れが原因で膝を深く曲げることができず、正座ができなくなってしまうのです。
無理に正座をしようと膝を曲げると関節に過度なストレスがかかり、症状が悪化する可能性が高いので注意しましょう。
欧米化した生活スタイル
昭和の生活スタイルと現在の生活スタイルは大きく変化しています。
電車や車など便利な交通手段が普及したことで、歩く距離が短くなったり、エスカレーターやエレベーターの普及で階段の上り下りも減りました。
それにより、昔に比べ、下肢の筋力あまり必要なくなり、結果として、膝を守る働きのある筋肉が少ないので、痛みが出現しやすくなるのです。
その他にも、日本人は床上生活が主流でしたが、椅子とベッドでの生活になりました。
その結果、膝を深く曲げる機会が減り、膝の柔軟性が低下し、痛みを引き起こす原因となるのです。
正座ができるようになるためにはストレッチ
正座をできなくなってしまったらもう今後できないままなのでしょうか?
答えは、「状況によりますが、方法次第ではできるようになる」です!
変形性膝関節症のように関節自体に異常をきたしていたり変形がみられる場合は、無理に正座をすることで関節へのストレスが大きくなり、変形が強くなる可能性が高いので注意が必要です。
生活スタイルの変化で柔軟性の低下がみられ、正座ができなくなってしまった人の場合は、ストレッチやマッサージなどで体を柔らかくすることで正座ができるようになります。
ではどのようなストレッチをすると正座ができるようになるのでしょうか?
主に以下の2つの筋肉をストレッチすることで正座ができるようになります。
- 前太もも
- 足首
それぞれ簡単にできるストレッチを紹介していきます。
前太もも(大腿四頭筋)
前太ももの筋肉は主に膝を伸ばすときに働く筋肉で、この筋肉が硬くなると膝が大きく曲がらなくなります。
正座ができない人だけでなく、正座をしたときに前太ももや膝に痛みや張り感がある人はこの筋肉をストレッチすると、症状が改善し楽に正座ができるようになります。
ストレッチ方法
- 体が横に倒れたり、捻れたりしないように注意する
- 太ももの前が伸びるのを意識する
足首
正座をするときの足首は、つま先立ちをするときのようにつま先が下を向きます。
そのため、足の甲側についている筋肉が伸ばされるので、足の甲側についている筋肉が硬いと正座したときに、足首に痛みがでます。
ストレッチ方法
- 足の甲側を伸ばすのを意識する
- 足の甲を伸ばして10秒キープするとより効果的
今すぐ楽に正座ができる便利グッズ
先ほどお伝えしたように変形性膝関節症の場合、正座のように深く膝を曲げると膝に強いストレスがかかり、状態が悪化しやすくなります。
では変形性膝関節症の人はもう正座ができないのでしょうか?
実はそうではありません。
今までのようなきれいな正座はできないかもしれませんが、今回紹介するグッズを使うことで正座ができるようになります。
また、変形性膝関節症ではないものの、筋肉が硬くて正座ができない人で今すぐ正座ができるようになりたい人にもオススメなので参考にしてください。
今すぐ正座ができるようになるグッズはこの商品になります。
これを正座するときのお尻の下に入れるだけで、膝や足首にかかる体重をクッションが分散してくれます。
また、膝や足首を曲げる角度が小さくてすむので膝や足首に硬さがある人でも楽に正座ができます。
外出先でも正座をする機会があって持ち運びに便利なものがいい場合はこちらがオススメです。
こちらの商品は折りたたみができて、バッグに入れて持ち運ぶことも可能かつ耐久性も問題ありません。
お寺や法事などで正座をしないといけないときにとても助かります。
まとめ
今回は「正座をしても膝が痛くならない方法を紹介|すぐ正座できる便利グッズも紹介」についてか解説してきました。
欧米化した生活スタイルになりつつある中でも、正座になる機会はまだあると思います。
私自身も洗濯物をたたむときは毎回正座をしています。
今までしていたことをこれからも続けられるように、自分にあった対策をしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!