トイレ

【危険かも】トイレで血圧が下がるときの対処法5選

こんな悩みを解決します
  • トイレで用をたしたあと血圧が下がりやすい
  • トイレから立ち上がるときにフラッとする
  • トイレで血圧が下がらない方法が知りたい
この記事を読むとこうなります
  • トイレで血圧が下がる原因が分かる
  • トイレで血圧が下がらないようにする方法が変わる
  • 生活上の注意点が分かり予防できるようになる

こんにちは
末っ子二郎です!

トイレでの血圧のトラブルは昔からよく聞かれていることで、血圧が高いと用をたしたときに血圧が高くなりすぎて、脳の血管が切れてしまうといったことが起き、命の危険のつながります。

血圧が低い場合や用をたしたあとに血圧が下がる場合も決して問題がないわけではありません。

血圧が極端に下がると、気分不快や吐き気、さらに酷いと意識消失といったことも起こります。

トイレで意識消失が起こると、そのまま前に倒れて、頭を床や壁に強打してケガをすることもあり、そういったことになった人を何人もみてきました。

私は理学療法士というリハビリの国家資格を取得しており、毎月100件以上のお宅に訪問して、自分の血圧にあった動きや体に負担が少ない動きの指導をしています。

そんな血圧と日常生活の動きに詳しい私が、実際に改善させたという実績をもとに解説していきます。

この記事を最後まで読むと、自分のトイレでの血圧が下がる原因が分かり、具体的な対処法も理解し実行できるようになります。

それではさっそく解説していきます。

原因はさまざま!自分がどのタイプか理解しよう

トイレで血圧下がる原因は何だろう?

トイレで血圧が下がる原因はいくつかあり、それによってとる対処法が異なります。

ですので、まずは何が原因でトイレで血圧が下がるのかを確認しましょう。

主な原因は以下の3つです。

  • 排尿後の血管拡張
  • 排便後の血管拡張
  • 立ち上がりなどの体位変化

それぞれ詳しく解説していきますね。

排尿後の血管拡張が血圧を下げる

トイレで排尿をすると体の中の水分量が減少します。

これにより、体の血液量が減少し、血管が拡張して血圧が低下することがあります。

要は「おしっこをして体の中の水分が減ったから血圧が下がった」ということです。

排便後の血管拡張が血圧を下げる

便意がきて、我慢しながらトイレに入りいきんで排便をすると血圧が上がるのですが、その後排便が終わり、上がった血圧を下げようと神経が働き、一気に血圧を下げようとします。

さらに腹圧が下がることもプラスされ、血圧がガクッと下がっていしまうことがあります。

立ち上がりなどの体位変化が血圧を下げる

便座に座ったり、便座から立ち上がったりすると血圧は上がったり下がったりと体の動きに影響を受けます。

一般的には立ち上がる時に血圧が下がりやすいです。

ですが、リビングなどでイスから立ち上がるときには血圧が下がることはなくて、トイレで便座から立ち上がるときには血圧が下がることがありませんか?

それは上記の2つの原因と立ち上がりが組み合わさることで、血圧がさがってしまうのです。

原因は1つとは限らないので注意しましょう。

トイレで血圧が下がるときの対処法5選

トイレで血圧が下がらない方法を思いついた

ここまで原因について解説してきました。

実際に上記の3つの原因に対してどのような対処をすればいいのでしょうか?

実はそこまで難しいことではありません。

これから今すぐできる対処法を5つ紹介していきます。

以下のようなものです。

  1. ゆっくりと立ち上がる
  2. 腹圧をかける
  3. 水分補給を心掛ける
  4. 食事と運動のバランスを考える
  5. 医師の指導を受ける

それぞれ詳しく解説していきますね。

①ゆっくりと立ち上がる

いつも通りに素早く立ち上がると重力加速度の影響を受けて、一時的に血液が足や手に行きやすく、脳の血流量が減ってしまいます。

ゆっくりと立ち上がることで、重力加速度による影響を減らすことができ、血圧が下がるのを防ぐことができます。

②腹圧をかける

トイレから立ち上がるときに、腹部に軽く力を入れることで、血圧の大幅な低下を防ぐことができます。

それはなぜかというと、腹圧が上昇すると、心臓の機能が制限され、拡張期血圧(下の血圧)の上昇がみられます。

さらに、心臓の血管も圧迫を受けるため、収縮期血圧(上の血圧)が上がります。

拡張期血圧も収縮期血圧も上昇するということは、循環血液量が普段よりも増加することになるのです。

これは脳の血流量も増加することを示します。

女性や高齢の人のように腹筋が弱かったり、腰痛があるなどで腹圧がかけづらい人は、腰痛ベルトを使うと楽に腹圧をかけられますよ。

あまり大きなベルトや巻き方が複雑なものはトイレでの動きを制限してしまうので、短めのものをオススメします。

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③水分補給を心掛ける

トイレでの排尿によって、体内から水分が失われるため、血液の濃度が上昇して血圧が低下することがあります。

こまめに水分補給をしておくことで、トイレで排尿をしても血圧が下がらないようにしましょう。

④食事と運動のバランスを考える

健康的な生活習慣は血圧の安定に大きな影響を与えます。

バランスの取れた食事や適度な運動を心掛けることで、血圧を正常な範囲内で安定させることができます。

⑤医師の指導を受ける

トイレで頻繁に血圧が下がる場合や、他にも体調に不安がある場合は、必ず病院へ行き、医師による診察を受けましょう。

専門家のアドバイスを受けながら、適切な対策や治療法をみつけることが大切です。

まとめ

今回はトイレで血圧が下がる原因とその対処法を5つ紹介しました。

原因は以下の3つです。

  • 排尿後の血管拡張
  • 排便後の血管拡張
  • 立ち上がりなどの体位変化

まずは 自分の血圧が下がる原因はどれなのかしっかり把握しましょう。

そして把握したのちにしっかりと対処しましょう。

対処法は以下の5つです。

  1. ゆっくりと立ち上がる
  2. 腹圧をかける
  3. 水分補給を心掛ける
  4. 食事と運動のバランスを考える
  5. 医師の指導を受ける

トイレだけではなく、他の場面でも血圧が下がったり、自覚症状があるようなら一度病院へ行き、診察を受けましょう。

少しでもはやくあなたの血圧が安定することを願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!