- トイレに座ると足が痺れる
- 座ったときの足の痺れを軽くしたい
- トイレに座ったときに足が痺れないように予防したい
- トイレに座ったときに足が痺れない座り方ができる
- トイレに座っても足が痺れない
- 足の痺れを予防するセルフケアができる
こんにちは
末っ子二郎です!
トイレは少しホッとする場でもあり、人によってはお通じとの格闘場だったりする少し特別な場所であり時間ですよね。
そんなトイレですが、便座に座っているとある日足に痺れを感じ始めたという経験はありませんか?
我慢すれば座っていられるけど、リラックスできなかったり、用をたすのに集中できなかったりしますよね。
その痺れはあることが原因で起きていて、そのまま放っておくとトイレに座るとき以外でも痺れや痛みが出てきてしまう可能性があるので対処しておく必要があります。
私は理学療法士というリハビリの国家資格を取得しており、毎月100件以上のお宅に訪問して、痛みや痺れの軽減や体に負担が少ない動きの指導をしています。
そんな痛みや痺れに詳しい私が、実際に改善させたという実績をもとに解説していきます。
この記事を最後まで読むと、痺れの原因が分かり、その対策と予防するためのセルフケア方法ができるようになります。
最後まで読んで、実践して足の痺れをとっていきましょう!
それでは解説していきます。
トイレに座ると足が痺れる原因は梨状筋
今までトイレに座ったときに足が痺れなかったのに、最近になって座ると徐々に足が痺れてくるといった症状の場合、梨状筋というお尻の筋肉が硬くなることで血管や神経を圧迫し、痛みや痺れを引き起こしている可能性が高いです。
他の可能性として便座の硬さがありますが、もちろんその影響も少しはあると思います。
ですが、それが主な原因である可能性はかなり低いです。
それはなぜかというと便座の硬さが主な原因であった場合、最近ではなく、その便座を使い始めたときにすぐ痛みが出るはずです。
そうではなく、最近痛みや痺れが出始めたというのであれば、便座が原因である可能性は低くなります。
梨状筋が硬くなるワケ
トイレに座ったときに足が痺れる原因となっている梨状筋ですが、なぜ硬くなるのでしょうか?
それは生活習慣による影響が大きいです。
現代ではベッドやイスでの生活が多く、股関節を深く曲げ伸ばしする機会が少ないことやがに股で歩いていることで、梨状筋が短くなった状態になってしまいそれが継続することで徐々に硬くなります。
他にもスポーツでオーバーユース(使い過ぎ)になることも原因になります。
トイレに座ったときの足の痺れを軽減させる方法
では具体的にどのようなことをすればトイレに座ったときの足の痺れを軽減させることができるのでしょうか?
それは以下の2つの方法です。
- 座ったときに少しがに股にする
- セルフケアをする
それぞれ詳しく解説していきます。
①座ったときに少しがに股にする
トイレに座って用をたすときの私たちの姿勢は、少し前かがみ+内股になります。
それが用をたしやすい姿勢なんです。
ですが、その内股が梨状筋を引っ張ってしまい、近くを通る血管や神経を圧迫してしまうのです。
その内股をがに股にすることで、梨状筋が緩み、血管や神経の圧迫を軽減してくれます。
ここで注意してほしいことがあります。
それは大きくがに股にすると用をたしづらくなるということと、長時間になると効果が弱くなるということです。
なので、トイレに集中せず携帯電話をいじったり、本を読んだりすることはやめましょう。
長時間便座に座っていると痔にもなりやすいと言われているので、足が痺れていなくても短時間でトイレから出るようにしましょう。
②セルフケアをする
梨状筋のセルフケアで簡単なものはストレッチです。イスに座っているときならいつでも簡単にできる方法があるのでお伝えします。
下記のイラストと説明通りに行うことで梨状筋がしっかりとストレッチされます。
ストレッチが苦手な人は、ボールでお尻をマッサージするのがオススメです。
仰向けに寝て、お尻と床の間にボールを置いて、体を揺らすとマッサージになります。
テニスボールでやってもいいのですが、少し硬いのでソフトなマッサージがいい人(特に女性)はタイボールというグッツがオススメです。
柔らかさとオシャレなデザインで勧めた人には好評です。
2つ繋がってるので両方のお尻を同時にマッサージできるので、時間がなく忙しい人にも好評です。
まとめ
今回はトイレに座るときの足の痺れの原因とその軽減方法について解説しました。
痛みや痺れは生活の質や幸福感を減少させる原因になるので、できる限り早急に対処した方がいいです。
- 主な原因は梨状筋
- 以前からなら便座の硬さかも
- ストレッチをして痺れを軽減させよう
- ストレッチの代わりにボールでマッサージも〇
この内容を参考にして、少しでもあなたの痺れや痛みが軽減することを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!